臨床モニター募集のお知らせ
はまだ治療院では鍼灸および手技療法に関わる人材育成に関わる研究と資料作成のためのモニター患者さんを若干名募集いたします。
様々な症状をお持ちの方で当院における治療に関する経過、結果の公開をお許しいただけると助かります。
症状に関する測定数値や治療の画像、動画などをご提供願います。
無論、個人を特定出来るような情報に関しましては秘密厳守させていただきます。
特典といたしまして料金の大幅な割引をさせていただきます。
通常
一曲所3000円
複合治療5000円
のところを
一曲所1500円
複合治療2500円
で治療をうけたまわります。
特に下記の用な症状でお悩みの方にオススメです。
関節可動制限を伴う五十肩
手足のしびれ
頭痛、めまい、極度の肩こり
股関節、膝関節の痛み
冷え症、足のむくみ
その他痛みを伴う疾患
自律神経疾患なども歓迎いたします。
皆様の協力をお待ちしております。
お気軽にご連絡ください。
はまだ治療院
杉並区西荻北4-1-21
電話 03-6884-3649
HP https://u3gco.crayonsite.info/
関節アライメント
本日おいでになった三十代の女性患者さんは、わたしが以前埼玉の川口で店をだしていた頃からですからもうかれこれ十年近いお付き合いをさせていただいております。
ずいぶんと久しぶりに連絡をいただきまして来院していただきました。
近所のマッサージ店で施術を受けた翌日から腰に違和感を覚えだそうです。
その後日常の動作において痛みを伴う様になったそうです。
彼女は鍼灸の学生さんで、学校で鍼を打ってもらい一時的な痛みの軽減はできるらしいのですが、時をおくとまたぶり返すらしく根本から見直すためにわたしに連絡をくださったわけです。
みせていただくと体重の支持方向が完全にズレておりました。
痛みを回避するための不自然な姿勢が癖になり関節のアライメントが不整合を起こしていたんですね。
鍼灸は痛みを緩和すると言う事については絶大な効果をもたらすのですが、その痛みを起こす原因は何かを考えて症状の再発を抑制する事を別途考えないと今回のように一時的な物で終わってしまいます。
今回は幹部に鍼を挿入し中殿筋や大腿部の内転筋をリリースたまま正常な運動方向を維持出来るように簡単な下肢の介助運動をしていただきました。
施術後は動きが回復したと言ってくださいました。
運動を矯正しないままで終わりにしたらまた以前の繰り返しになるし、そのまま不自然な運動を放置したなら股関節、膝関節などにも負担がかかります。
アライメント不整合とは曲がったままの蝶番を無理に動かし続ける用なものですから、周りが負荷によりすり減ったりする事もありますからね。
みなさんも色々な治療を受けて痛みは軽くなるけど一時的な効き目しかないと思ったらご相談くださいね。
冷房病
皆さんも耳にした事があると思いますが、はたして冷房病とはどんな疾患なのかといえばこれがまた曖昧な物でございます。
まずはどの医学書においても病名として取り扱われておりません。
しかし、明らかに存在している冷房病についてのお話を一つ。
皆さんが抱いているイメージとしては、冷房の効いた場所に長時間いた後に暑い夏の外気にさらされると、その温度差に体が調子を崩してしまう。
これは間違いありませんね、その通りです。
人間の体は体温を常に37度前後に保とうとしています。
体温を上げる働きを持つ副交感神経、下げる働きを持つ交感神経と言った自律神経による体温の自動調整機能の限度は5度ほどです。
それを超える温度差の環境を何度も行き来する事は体に過度のストレスを与え、機能に様々な異常を引き起こす。
体の冷え、むくみ、頭痛、肩こり、腰痛、神経痛、腹痛、下痢、便秘、食欲不振、不眠、月経不順、その他諸々あります。
これらの症状を総称して冷房病と呼びます。
つまり、五月病、中二病のように冷房病という病気は医学的には存在しません。
とはいえ、温暖化も極まれり昨今、此奴がなかなか厄介なんですよね。
冷房を切ったらえらい目にあいますからね。
鍼灸治療はこうした自律神経失調などの調整に特化しております。
だから、うちにおいでになれば回復はします。
しかし、また過酷な日常が続く訳ですから予防が大切ですよね。
1、外気、室内温度の差を5度以下に抑えた温度設定をする。
2、水分摂取をこまめに行う。
3、手首、足首、首、三つの首を冷やさない。
夏でも軽いストールなどで後頚部を保護するのはお勧めですよ。
これも後頚部の保護ですかめ。
ツボの話
若い治療家や学生さんに経穴(ツボ)の覚え方なんて質問をされます。
そんな質問をする時点ですでに漢方の基本を忘れている事を自覚しろと応えます。
漢方治療、弁証診断は陰陽五行論に基づき身体の状態を理解しそれぞれの経絡のバランスを調整するものです。
覚えるべきは300以上ある経穴そのものではなく、そのシステムとルールなんですよ。
そこを理解せずにひたすら経穴をの名前と場所を覚えても臨床ではクソの役にもたちません。
まあ、市販されてる参考書なども資格試験対策意外に使えないものが氾濫してる事にも問題はありますけどね。
あと、おまけを一つ。
○○に効く経穴と言うものは存在しません。
先に書いた漢方治療のシステムを考えればわかります。
はまだ治療院HPはこちら。
Smoke gets in your eyes
まあタイトルに関してはただのシャレです。
以前に川口市で店を出していた頃は朝イチで店の前でただお急を炊いていたんですよ。
うなぎ屋さんの、焼き鳥屋さんの網の済に炭になった肉からくすぶる煙と香りの様に匂いで店をアピールしてたり雰囲気づくりしたりしてました。
近所の子供らがわたしの店を指していい匂いがするんだよね、とか言ってくれてました。
では、って事でバルコニーでお急を炊いてみました。
結果だけ言いますね。
もうしません。
やはり煙とバカは高いところが好きらしく、店の前の路上にはなんの匂いも漂いませんでした。
うちは2階ですからね。
初めての
ちょいと昔話でございます。
バブル真っ只中の昭和59年の夏でございました。
堺屋太一の小説、油断 におきましては西暦で4の倍数の年、つまりオリンピック開催年にテロによるペルシャ湾封鎖で日本が未曾有のオイルショックパニックに陥るなんて話がありましたが、この年はロサンゼルスオリンピックは開催されましたが日本においてはかようなパニックなどない普通の夏でございました。
わたしが初めて人様の身体を触りお金を頂戴したのはこの頃でした。
まだ鍼灸の学生の見習いバイトでしたが当時の学生の時給が600円そこそこの時代に一晩で一万円保証される高待遇は魅力的でした。
場所は本所錦糸町、当時は風俗店や場外馬券場などなんとも素敵な街でございやした。
国電駅から徒歩一分、ルート14沿いの楽天地ビル9階のサウナが仕事場でした。
70年代は江東楽天地と言うレジャースポットでしたが、楽天地ビルになってからの話ですね。
当時はこのビルのメインテナントは西武百貨店でした。
その後、LIVIN、西友、と変わりましてこの春からはパルコが入るとか。
なんとも気門の如く短いターンでテナントが変わってますが、映画館やサウナは未だ健在のようですね。
確か初勤務が両国の花火の日でして、23時から翌朝9字までの間に30分コースを14本やりました。
報酬が1本につき1400円でしたから19600円いただきました。
夜食、仮眠は取れる事になっておりましたが、もうおかしなテンションですっかり忘れてましたな。
あんま用の指も身体も出来てない学生がいきなりこんな数を熟したらどうなるか。
ましてや病人や高齢者相手ではなく、東京下町の荒くれ集う錦糸町のサウナですからね。
家に帰り一眠りして起きたら指は腫れて箸も持てぬほど。 腰も痛くて伸ばせない。
そんな状況になりましたね。
まあお陰さんでその後指が痛くて辛いとか感じる事は一度も無くなりましたからこれはこれでね。
意外と好きなんですよ。
身体をいじめる修行みたいなやつ。
空手バカ一代を読んでた世代で腐らね。
施術時間を明記しない理由
自費による治療の話です。
一般的にマッサージや鍼灸の治療メニューには○○分 ●000円
などと時間による料金設定がされています。
しかし当院では下記のような料金設定をしています。
理由は当院のコンセプトが治療効果を最優先に考えた物だからです。
例えば
寝違えて首が痛くて回らない。
と訴える患者さんには一時間かけて治療しようが二時間マッサージしようが鎮痛と首の運動の回復がみられなければ意味が無いわけです。
結果も出ないのに時間分の料金を取られる事を貴方は納得出来ますか?
逆に言えば、求める結果が出るのであれば治療にかかる時間は短いほど良いと思いませんか。
それが当院の料金設定の理由です。
技術に自信があるからこその良心的料金設定だと思いますよ。