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ギックリ腰のネタ
急性腰部筋筋膜痛症または急性腰痛症、通称ぎっくり腰の話でございます。
acute low back
突然腰部に疼痛が走る疾患で、関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状をいいます。
西洋においては魔女の一撃などと呼ばれております。 Hexenschuss
急性の筋・筋膜性腰痛(筋性腰痛症)、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間関節捻挫(ファセットペイン)や仙腸関節性腰痛などの病態が多いが、稀にスプラング・バック(棘間・棘上靭帯損傷)でも同様の症状を発症する事があります。
一口にギックリと言いましても様々なパターンがあり原因箇所が違いますから、やにわにベッドに寝かせて揉んだりする術者には気をつけましょう。
まあこれは神経学的所見や反射テストなど徒手またはちょっとした器具を使った簡単な検査と患者さんの運動阻害の状況を観察する事で判別可能です。
姿勢の急激な変化など大袈裟な理由を自覚できないまま突然の激痛に動けなくなる。
魔女の一撃ってのも言い得て妙ですが、実は蓄積された疲労などで身体の柔軟性が低下している時に急激な負担を受けて発症するものなんで気をつけて見ていればさして突然の一撃と言うわけでもないんですよ。
うちに来たらとりあえず痛みは止めます。
あとは安静が一番ですが、それが叶わない場合、翌日の再来院を条件にテーピングなどで動けるようにはします。
ところであなた、典型的な古典的魔女装束でどつかれるのと、最近の萌え系魔法少女にいたぶられるのとどちらがすきですか。
なんてね。
ついでに言えば魔女とは教会権力が絶対的だった時代に教会の理念にそぐわない手法を用いていた医師や薬師だったらしいですね。
我々の同業者ですな。
童話や漫画に出てくる大釜で何やら怪しげな薬をグツグツやっている絵を見た事あるでしょ。
そういう事なんですね。
ま、オマケ話でした。
7月5日の思い出 橈骨頸部骨折
それは1981年、わたしがまだ花も恋もあったような気がする高校一年生の時のお話です。
誰もが鬱々とした気分に陥るイベントである期末試験最終日、日程を終えて答え合わせ兼打ち上げと言う口実でクラスの女生徒をデートに誘いOKを取り付けて心躍る午後でした。
諸々の心構えを整えチャリを蹴って一路待ち合わせに向かう路、よほど調子こいてたんでしょうかね。
いつもなら軽くクリアできるチャリによる用水路の飛越ジャンプに失敗しました。
半身ずぶぬれ、そして手から腕船体に痛みと違和感があることを自覚しました。
こりゃあかん、と状況を整理しお相手女子にキャンセル連絡をしました。
今と違い携帯電話なんぞ誰も持っていない時代です。
しかし連絡手段などいろいろありました、
待ち合わせ場所に指定した喫茶店に電話をし伝言を頼みました。
そのご病院で診察を受けてみますと見ごとの橈骨頸部骨折だったのでした。
さすがに当時の自身の画像データなどは手元にありませんので比較的に標準的の症例のサンプル画像を貼り付けてみました。
この画像の症例であればギブス固定の後、安静保存三週間で完治ってところでしょう。
しかし私の場合はちょいと厄介な状態でした。
橈骨頸部から骨頭にかけて潰れてしまっていまして、このままの固定、整復は困難でした。
結局骨盤から骨片を削り出し患部に移植する全身麻酔での外科手術を施すことになりました。
夏休みの到来とともに三週間の入院加療が始まりました。
いろいろ企んでいた高1の夏休みがひどい有様になったのですよ。
吹奏楽のコンクール参加も、仲間との海水浴も、みんなパーでした。
あ、デートをドタキャンしてしまった女子は義理か人情か数回ほど病院に見舞いに来てくれましたよ。
まそれはそれでね。
あれから三十年以上けいかしまして日常生活に何の支障もないのですが、肘関節の可動域制限が若干残っております。
あと手術痕がまだ消えてませんね。
と、他愛のない昔話でした。
杉山和一
たまにはこんなネタはいかがですかね。
皆さんは鍼灸治療といえば細い管に入れた鍼の頭を指先でトントンと叩く姿を想像されると思います。
あれは日本独自の術式で管鍼法といいます。
わたしは管鍼法と、鍼を指で直接刺し入れる捻鍼法という二つの術式を併用しております。
今回のネタはその管鍼の開祖と言わrれている検校杉山和一についても講談をご紹介します。
まあ、あくまで講談、その真偽のほどはいかがなもんかとも思いますがおおむねこんなところです。
お話に出てくる杉山神社は都営新宿線森下町からほどちかいところにあります。
また江の島弁天にも杉山神社の名が付随してつけられているようです。
だから何だというようなまさに雑談ではありますがご興味ありましたらばぜひ聞いてみてくださいね。
鍼灸適応疾患
日本鍼灸師会が一般向けに掲載した記事にこんなものがありました。
まあこれを見ると鍼灸とはなんと万能かよと見えますよね。
事実、効果を期待できる疾患には違いありませんが、ここで一思案してみてくださいね。
一人の鍼灸師がどれほどの時間を費やせば各分野の様々な疾患を熟知できるのか。
机上の理論ではなく臨床経験に基づいたものでなければ意味がないですよ。
治療とは理論に裏付けられた技術ですからね。
例えば通常の鍼灸院、整骨院に勤務しても脳神経疾患の急性期や整形外科手術直後のケアなどはお目にかかることはできません。
また病院での勤務では具体的な治療に鍼灸師が関わることはありません。
わたしはといえば、とりあえず一通りは見せていただきますし、そこそこの効果を出すこともできます。
しかし、胸を張って任せろと言える疾患は限られてきますね。
★まずは痛みという文字が症状、病名についているもの。
頭痛、腰痛、関節痛、神経痛まどに関しましては効果絶大です。
またそれに伴う運動障害などもお任せください。
★自律神経疾患
不眠、冷え、のぼせ、軽度の鬱様症状なども効果出せます。
生理不順などもこれまでずいぶんとかかわらせていただき再現性の高い治療を提供可能です。
まあ整理にもなったことないおっさんですけどね。
アレルギー疾患などは病因を受診してうえでの二次的対処療法としてなら効果ありますかね。
私の場合は様々な勤務でえた医療、福祉、介護、保険などの知識がありますので自分でちりょうをお受けできない疾患の方についてもただではお返しいたしません。
今後の有効な医療、福祉などのプランを提示させていただくことが可能です。
とりあえずのご相談は無料で受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
鍼治療は痛いのか?
と言う質問をよく耳にします。
ぶっちゃけた話、わたしは言動や出で立ち以外で患者さんに痛いと言われた事はありません。
鍼の構造、駐車針や裁縫針との違いは画像にある通り。
先端が皮膚をすんなりと着れる松葉型だとか鍼体表面が滑りやすい鏡面仕上げになっているとかあります。
それをエビデンスで理屈をつける研究科もいます。
が、話は至極単純です。
あなたの身体に発生している痛みと比べて、それ以上の苦痛を与えるような物が鍼治療だとするなら、これほど一般的に認知される訳が無いじゃないですか。
どうだ、まいったか。
分かりやすいでしょう。
鍼治療を受けて、その治療行為に痛みを感じた覚えのある方もいらっしゃると思います。
そんな方に一言。
あなたがかかった鍼灸師が下手くそだったんです。
鍼灸はうまい方にかかりましょうね。
てね、偉そうですね、わたしは。
臨床施術セミナー
わたしが三十数年間で培ってきた治療術を皆様に共有していただくために企画いたしました。
基本的な疾患に対する治療術。。
治療家としての見立てなど臨床に即役立つ物を提供いたします。
また在宅リハビリを見据えたマッサージなども対応いたします。
対象は、鍼灸マッサージ国家資格所持者および学生。
または民間手技療法を生業とされる施術者の方。
基本マンツーマン指導としますが、二三人でのグループ講習も承ります。
受講料は下記の通りです。
講習は一回90分です。
グループ講習につきましては人数により割引いたします。
ワンランク上の治療家を目指す方にはオススメです。