鍼灸治療のエビデンス
かなり乱暴な理屈をいいますね。
例えば貴方が転んで膝小僧をすりむいたとします。
よほど酷い外傷で無ければご自身で傷を消毒し絆創膏を貼って終わりですよね。
消毒薬にも絆創膏にも傷を治す効能など無いのですが、そのまま放置していてもカサブタができ傷は自然に治りますよね。
人の身体には自ら傷を治す力、自然治癒力があるわけですよ。
鍼灸とはまさにそれと同じ。
鍼で身体に刺し傷をおわせる。
お灸で軽度の火傷をおわせる。
身体はそれを治すために自然治癒力を発動させます。
わたしはと言えば、その治癒力が正しく働く様にコントロールする。
そのコントロールのやり方を古来より得系的にまとめた理屈が鍼灸治療の理論です。
昨今はいろいろな方が鍼灸のエビデンスについて研究されてますが、つまるところ基本は単純なんですよ。